LTC6801 - 高電圧リチウムイオン・ストリングをマイクロプロセッサの助けなしに監視するバッテリスタック・フォールト・モニタ

Tokyo – December 10, 2009
2009 年12 月10 日 - 高性能アナログIC のリーディングカンパニーであるリニアテクノロジーは、マイクロプロセッサなしで動作し、オプトカプラやアイソレータも必要としない高電圧バッテリスタック・フォールト・モニタ「LTC6801」の販売を開始しました。LTC6801 のサンプル、評価用ボード、データシートは現在提供中です。量産開始は2010 年第1四半期を予定しており、1,000 個時の参考単価は447 円 (税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細は、www.linear-tech.co.jp をご覧ください。

LTC6801 は、直列に接続された最高12 個のバッテリ・セルの過電圧状態と、低電圧状態をモニタできます。複数のLTC6801 をデイジーチェーン接続可能なので、非常に長いバッテリ・ストリングの個々のセルをモニタすることができます。デイジーチェーン接続されている場合、スタック内のすべてのセルが規定された動作電圧範囲内にあることを、単独の差動クロック出力によって確認します。このクロック・インタフェースはノイズ耐性が高く、ビットの固定化や短絡状態があってもフォールト状態を確実に示します。したがって、完全な監視回路または冗長回路として機能する、信頼性が高くシンプルな設計が可能です。LTC6801 は、発売中のマルチセル・バッテリ・スタック・モニタ「LTC6802」と組み合わせて使用するローコストなデバイスであり、ハイブリッド・バッテリパック、バッテリ・バックアップ・システムなどの高電力リチウムイオン・バッテリ・システム向けにバックアップ回路を提供します。

LTC6802 は、広範な過電圧および低電圧スレッショルドをピン接続によって設定可能です。また、スレッショルドのヒステリシスを選択可能で、更新レートを調整可能です。LTC6801 は-40℃~85℃での動作が完全に規定されており、2 つの温度センサ入力で過温度フォールトもモニタできます。

リニアテクノロジーのデザイン・マネージャMike Kultgen は、「LTC6801 は精度を保証するための包括的な自己テストを含む、信頼性を高めるための多数の重要な機能を搭載しています。これらの機能は、高信頼性バッテリマネージメント・システムにとって非常に価値のあることが実証されるでしょう」と述べています。
 

LT6801 の特長:

  •  4 ~12 個の直列に接続されたリチウムイオン・セル(最大60V)をモニタ
  •  過電圧レベルと低電圧レベルを調整可能
  •  スタック可能なアーキテクチャにより、1,000V を超えるシステムが可能
  •  マイクロプロセッサなしで動作
  •  強力なフォールト検出およびインタフェース
  •  2 つの温度モニタ入力
  •  包括的な自己テスト機能を搭載
  •  高精度3V リファレンスと5V レギュレータを内蔵
  •  -40℃~85℃での動作を完全に規定
  •  36 ピンSSOP パッケージ
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