LT2940 - ボードおよびシステムレベルの電力効率の最適化を可能にする真の電力・電流モニタ

Tokyo – December 14, 2009
2009 年12 月14 日 - 高性能アナログIC のリーディングカンパニーであるリニアテクノロジーは、4V~80V システム向けの電力・電流モニタ「LT2940」の販売を開始しました。LT2940 には、動作接合部温度での動作がテスト保証されたコマーシャル・バージョン(0℃~70℃)とインダストリアル・バージョン(-40℃~85℃) 2 種類のグレード・バージョンがあり、RoHS 準拠で12 ピン3mm x 3mm DFN パッケージと12 ピンMSOP パッケージで供給されます。1,000 個時の参考単価は205 円 (税込み)からで、リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売されます。製品の詳細は、www.linear-tech.co.jp をご覧ください。

LT2940 は、不安定な電源電圧、部品のパラメータの変化、過渡状態、時間変化する信号などによって、電流と電圧の両方が変化する可能性がある場合に、電力を正確に測定、監視、制御するのに必要な回路を搭載しています。従来の電力モニタが、データコンバータや乗算レジスタを使用して電力を算出するのに対して、LT2940 は真の4 象限アナログ乗算器を使用することによって5%の電力測定精度と3%の電流測定精度を達成するので、ボードおよびシステムレベルで最適な電力効率と信頼性を実現できます。LT2940 は、ライン・カードおよびサーバ、電力検出回路ブレーカ、電力制御ループ、各種計量アプリケーションなどに適しています。

LT2940 はハイサイド電流と差動電圧を測定し、500kHz を超える帯域幅で瞬間電力を算出します。双方向ハイサイド電流とバイポーラ電圧差が4 象限乗算器とプッシュプル出力段によって正確に処理されるので、順方向と逆方向の電力の流れを示すことができます。電流と電圧が測定された後、電流に比例した電流出力と電力に比例した電流出力を使用して、電流レベルと電力レベルのスケーリング、フィルタリング、モニタリングを別々に実施することができます。一方、相補型オープンコレクタ出力を備えた内蔵コンパレータを使用することにより、PWM制御ループの構成や、過電力ピン、LED インジケータ・アラーム、MOSFET 負荷遮断スイッチ、外部ファン、計量アプリケーション向けバイナリ・カウンタなどの、シンプルな論理回路を構成することができます。このような特長を兼ね備え、広い電源範囲、広い帯域幅、妥協のない高精度を実現するLT2940 は、汎用性の高い完全な電力モニタリング・ソリューションです。
 
LT2940 の特長:
  •  4 象限電力測定
  •  電力測定精度: 5%
  •  4V~80V のハイサイド検出、最大100V
  •  電流モードの電力および電流出力
  •  500kHz を超える出力帯域幅
  •  電流測定精度: 3%
  •  電源範囲:6V~80V、最大100V
  •  反転および非反転のオープンコレクタ・コンパレータ出力
  •  12 ピン3mm x 3mm DFN および12 ピンMSOP パッケージ
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