リン(燐)の使用に関する情報メモ

お客様へのお知らせ

件名:モールドコンパウンドのリン系難燃剤

プラスチックモールドコンパウンドのメーカーはUL94V-0可燃性認定に従合わせるために、これまで少量の臭素とアンチモン化合物を難燃剤として入れていました。数年前、UL認定相当を維持しつつも臭素とアンチモンの化合物を除去して、より「環境に優しい」モールドコンパウンドを作る動きが業界で始まりました。これを受けて、あるモールドコンパウンドのメーカーが一連のコンパウンド(すなわちEMExxxxU)の販売を開始しましたが、それは臭素とアンチモンの化合物を赤リンに置き換えたものでした。この化合物は、転換を望んでいたICメーカーや組立業者も利用できました。

主要と思われる変更(例えばモールドコンパウンドの変更)は詳細に調べ、合格となったら製造変更を実施するというリニアテクノロジーの方針は今も昔も変わりません。したがって、2000年の終わりに、リニアテクノロジーは、赤リン系難燃剤を含むモールドコンパウンドの詳細な評価を開始しました。その評価結果として、リニアテクノロジー社はこの種のモールドコンパウンドはリニアテクノロジーの高水準の品質と信頼性に見合うものではないという判断しました。2001の初めには、我々の評価結果をモールドコンパウンドメーカーも利用可能で、EMExxxxUシリーズのモールドコンパウンドは市場から引き挙げられていることを知りました。

この数ヶ月間に、リニアテクノロジー社が赤リン系難燃剤を使ったことがあるかどうかについてお客様から何件か問い合わせをいただきました。このお知らせを通じてすべてのお客様にはっきり確認していただきたいのですが、当社では赤リン系難燃剤のモールドコンパウンドを含む製品を認定したことはなく、それを使った製品を販売もしてもいません。

ご不明の点がありましたら、以下にお問い合わせください。

Dwight Somersett
信頼性マネジャー
リニアテクノロジー社
408-432-1900 ext. 2427
408-434-0507 (fax)

Naib Girn
品質保証マネジャー
リニアテクノロジー社
408-432-1900 ext. 2519
408-434-0507 (fax)