IO-Linkトランシーバ

IO-Link(IEC 61131-9)は、強力かつ平易なプロトコルによって、スマート・センサおよびアクチュエータ間で詳細なコンフィギュレーション、ステータス、および診断情報をやりとりできるようにする、24V通信インタフェースです。IO-Linkは、標準の3線/4線/5線式ケーブルおよびM5/M8/M12コネクタを使用した最長20mのポイントツーポイント通信を規定するため、既存のケーブルを再利用できるほか、従来から存在する多くの産業アプリケーションの接続を単純化できます。IO-Link「マスタ」は、任意のIO-Link「デバイス」(スマート・センサまたはアクチュエータ)に対し、標準のフィールドバス(イーサネット、RS485など)を介して通信を提供します。各マスタ・ポートは、1本のケーブルを介して電力とデータの両方を各デバイスに伝送します。IO-Linkデバイスは、プラグアンドプレイ対応で、電子的プロファイル(IOデバイス記述、すなわちIODD)を持ち、1つのマスタ・コンフィギュレーション・ツールGUIからすべて管理可能なため、システムの実装、メンテナンス、トラブルューティングを容易かつ低コストに行えます。

リニアテクノロジーは、IO-Linkケーブルの両側に対応するPHYインタフェースを提供しています。クワッドIO-Linkマスタ・トランシーバのLTC2874は、各ポート用のNチャネルHot Swapコントローラを内蔵しており、過酷な産業環境下における動作が要求される堅牢なマルチポート・マスタを構築するのに最適です。独自の機能として、±50Vの線路故障保護、マイクロコントローラの要件を軽減するウェイクアップ・リクエスト(WURQ)自動生成機能、デバイスを起動するための出力電源電流増幅機能などを搭載しています。IO-Linkデバイス・トランシーバのLT3669は、300mAの降圧レギュレータと150mA LDOを内蔵しており、センサまたはアクチュエータの内部電子回路に必要な全電力を供給します。独自の機能は、7.5V~40Vにわたる動作電圧、±60Vの線路故障保護、最大500mAの線路駆動機能、2V未満の最小残留電圧などです。LTC2874とLT3669はシームレスに連携動作可能で、ケーブルの両端で極めて堅牢なソリューションを提供します。

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